建設業は「時間」がとても大事です。
少しでも約束を忘れて時間を遅らせれば、以降、全ての工程が狂ってしまいます。常識ではありますが「遅刻をしないこと」「言われたことをきちんとやり通すこと」はとても大切です。

これは仕事に限らず「笑顔」は人をひきつける力があります。
明るく笑顔で、元気に仕事をする人は、コミュニケーションが取りやすいです。また、第一印象がとても良いため、相手との信頼関係も築きやすいです。少し無理なお願いをするときも、もとの印象が良い方が相手も快く協力してくれます。
相手の言うことを素直に受け入れ、素直に行動に移せると、さらに信頼関係が深まります。
素直な人は物事を吸収しやすいです。さまざまな現場を施工し、経験するこの仕事で一人前になるためには、いろいろな情報を「吸収する力」が最も重要です。

「現場は生き物だ」というように、工事をしている現場は日々形を変えていきます。
少しでも寸法が違ったり、隙間ができてしまったりすると「欠陥物件」となってクレームにつながることが多くあります。また、たったボード1枚、部材1本でも足りなければ工事が継続できません。材料の納期が1日でも遅れれば、現場自体がストップしてしまうこともあります。そのため、毎日の現場の「確認」が最も重要な仕事です。「これで大丈夫だろう」ではなく、見落としがないか、明日の準備も大丈夫か、慎重に確認することが必要です。

「現場は生き物」です。どれだけ慎重でも、ときには確認通りにいかないこともあります。しかし、そこであきらめずに最後まで慎重に取り組めば、最後の達成感はどんな仕事よりも大きいものになります。